2022/09/19 00:00

ベニワレンは、モロッコの北部タザという街の近くにある山岳地帯アトラス山脈中部にある村です。
ベニワレンラグは、ここの原住民族であるベルベル人が手織りで作っている伝統的な絨毯の名前でもあります。
アフ二フ、ゼンモール、タズナフト、グラウィ、ボシャルウィットなどモロッコ伝統工芸の中で一大産業となっている絨毯ですがベニワレンも伝統的なモロッコ絨毯の1つです。最近は北部以外の南部の方でも作られているようです。



元々は、ベルベル民族の中で嫁入り道具や祝い事の贈呈品として贈られていたものでベニワレンの代表柄であるひし形模様は"家"を表し"家庭を守る"という意味が込められていたそうです。今でも習わしは続いているようで娘の嫁入りに合わせ母親が1つ1つ時間をかけて手織りし娘に持たせるそうです。

ベルベル民族の中で作られている元祖ベニワレンを作っているのは、ほとんどがベルベル人の女性です。

1枚1枚手織りで家事や仕事の合間に織るため1枚織るのに約2ヶ月と長い時間がかかるので手間暇が相当かかっている貴重なものです。


ベニワレンラグは、遊牧民である彼らの生活には欠かせない大切な絨毯で一生物でもあります。

ウール100%で保温性・撥水性・空気清浄効果・抗菌効果に優れているため寒い山で暮らす生活にとても適した絨毯です。


ベニワレン7つの魅力とは↓

https://orien.official.ec/blog/2022/09/18/235923



出典:https://www.apartmenttherapy.com/alvar-aaltos-home-studio-helsi-95194(ヘルシンキのアルヴァ・アールトの自邸)


デザイン、クオリティに優れたベニワレンが欧米で注目され有名な芸術家などがこぞって愛用するようになりました。北欧で有名な建築家アルヴァ・アールトの自邸にベニワレンラグが使用されており今では北欧家具に合わせる絨毯としても定着しました。

ベニワレンのデザインはシンプルでスタイリッシュが基本です。そのデザインは、どんな家具や部屋のテイストにもマッチしやすく、しかも1枚置くだけで部屋が映える絨毯です。

そして、使えば使うほど味も出てくる一生物のラグです。


2020年まで世界中でかなりベニワレンが流行し価格も高騰し2019年辺りから日本でもよく出回るようになりましたがベニワレンのビンテージラグにおいては今では希少なものであまり出回ることもなく価格高騰が相当激しい上にサイズも日本の部屋には合わないビッグザイズが多い、また古いため汚れが気になるという方もいます。

当店ではウール100%手織りのクオリティで新品を多く取り扱っており価格、クオリティの面でも安心です。

お手入れもしやすく日本のお部屋に合うもので大きくても新品3m以内のもの、手に入りやすい価格のものを揃えております。

まずは、新品から使用してベニワレンの魅力を知っていくのがおすすめです。

ベニワレンの素敵な魅力にハマってみませんか?